スーパー「ロピア」に行った時に売っていた、1.7kgの豚背脂で【自家製】にんにく背脂 醤油味を作ったのですが、それだけでは使い切れなかったので自家製ラルドを作ってみました。
ただ、、、「ラルド」って聞いたことがあるものの、、食べたことがないから正解がわからないっていう楽しい料理です。
しかも完成まで半年程度かかりましたwww
購入した豚背脂
「ロピア」で買った豚の背脂がこれです。
ちょっと小さく見えるかもですが、1,752gもあるのですが350円です!!!!
なんと100g当り20円っていう激安っぷり。
これは黒豚ちゃんの背脂のようで「Mangalica」というラベルが付いていました。
Mangalicaは、マンガリッツァと読むようで「1833年に生み出されたハンガリー固有の、希少種の豚」(wikipediaから引用)だそうです。
ただ「Mangalica」の上の文字が、黒ペンで塗りつぶされていたんですが、何だったんだろう。。
とりあえず、ラップを取って中身を見ていくと、色々なサイズの背脂が入っていたので、
ラルドに使いやすそうな、平べったい背脂と棒状な背脂などを取り分けました。
残りの部分は、にんにく背脂に使っちゃいました。
ラルドの作り方
とりわけた背脂を保存しやすい大きさにちょっと切り分けてみました。
平べったい背脂は、僕の指2本文程度なので3cm前後の厚さです。
塩漬けにする際に長期保存するから、殺菌したほうがいいようなので残っていたブランデーを使うことにしてみました。香も良くなりそうだし。
で、塩とスパイスは業スーで買った「ライムペッパーソルト」があったのでこれを使おうかなと。
ブランデーを背脂にかけて、手でヌリヌリしていきました。
で、塩をつけようと思ったのですが、、ほかにもスパイスやらなんやらあったので、色々混ぜてみちゃうことにしました。
「瀬戸のほんじお」の他に、「ライムペッパーソルト」「こしょう(黒・白・ピンクペッパー・グリーンペッパー)」「オールスパイス」「コリアンダー」「ローズマリー」「タイム」をざっくり入れました。
塩とスパイスを混ぜたら、背脂全体に塗りつけていきます。
塗り終わった背脂がこんな感じですね。
いままで、生ハムやジャーキーを作った経験から、水分が出てきたらそこからカビが生えてきてしまうことがあるので、このままの状態で冷蔵庫で保存(軽く水抜きと乾燥)してみます。
塩を付けてから、2日経ったラルドになる背脂
冷蔵庫に放置して、2日経ったのですが、、普通の肉とは違い脂身しかないので、水分は全然出てきませんでした。
接写してよぉ〜〜〜〜く見てみたものの、
塩が水分で溶けているような素振りは全然ありませんでした。
ただ、冷蔵庫で放置していたので、若干乾燥はしているみたいで、
一番平べったい背脂は、ぐるりんとなっていました。
水分はなさそうなので、丸まった背脂は平らに伸ばして、それぞれラップにくるんで密封してから、保存袋に入れて、冷蔵庫に放置しておきました。
冷蔵庫で半年たったラルド
2022年4月末になったので、一体どうなったのか保存していたラルドを開けてみました。
作った当初と比べると、、、塩がしっかり付いている感じですが、あんまり変わっていないですね。
外側の見た目では、よくわからなかったのでとりあえず切ってみました。
油の塊を切っているので、硬めのグニュッとした感触で切れるのですが、背脂の中は白いままで特に変化はないように見えました。
薄いほうじゃなく、厚みがある方も切ってみたのですが、内部には変化が起きていない感じです。
接写してみても、見た目ではわからないですね。
切り口は、表面がちょっと割れるような感じになっていました。
ラルドをパンに乗せて食べてみた
ラルドの食べ方としては、パンに乗せて焼くのが多いそうなので、やってみました。
バゲットを買ってきて、切ったラルドをのせてカリッと焼きました。
ベーコンのようにちょっとクルッとなっています。
ラルドの油が溶け出して、バゲットに染み出していました。
食べてみると、背脂の風味とスパイスを入れた塩の味が広がり、バターやマーガリンとは違う美味しさです。
できる限りラルドを薄く切ったのですが、塩気がちょっと強いので場所によっては、ちょっとしょっぱすぎるので、程よい量を乗せる必要がありそうです。
【自家製】ラルド のまとめ
かなり安く手に入れた豚の背脂ですが、にんにく背脂の他にラルドにしてあげると、美味しく食べることができちゃいます。
買おうとするとなかなか売っていないのですが、楽天で見つけたラルドは100g当たり800円ぐらいするので、かなり激安で作ることができちゃいますよ!
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