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つくね、つみれ、ハンバーグの違いを調べてみた

つくね、つみれ、ハンバーグの違い 気になった
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れんこんつくねを作ったら、息子に「ハンバーグ!」と言われたのですが、父は違いを説明できなかったので、ちゃんと調べてみました。

レンコン入りつくねのテリヤキソース
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つくね、つみれ、ハンバーグ それぞれのざっくりな違い

いろいろ調べてみて説明しやすい、ざっくりな違いはこちら。

  • つくね: 捏ねった(つくねった)具材を、手で成形して準備、調理したもの。
  • つみれ: 捏ねった(つくねった)具材を、手やスプーンなどで摘み入れ(抓み入れ:つみいれ)て、調理するもの。
  • ハンバーグ: 作り方はつくねと似てるけど、そもそも海外から入ってきた料理。

日本語で書いているのですが、これだけぱっと見ると「捏ねる」とか「摘み入れる」っていうのがよくわからない!というか漢字だと読みにくいっていうね。

それにハンバーグは、そもそもカタカナだから外来語だよねっていう当然感!

 

子どもたちに説明するために、それぞれ調べた詳細をまとめたので、一旦詳細を確認してもらってから読むと「あぁ〜〜」ってなるかもです(笑)

「つくね」とは

「つくね」の語源は、こねて丸めるという意味の「捏ねる(つくねる)」という言葉が元になっているそうです。

「つくねる」は、『つく+こねる』になっていて、『つく』は【お餅をつく】の『つく』と一緒です。『こねる』はそのままなので、具材をついて・こねて成形したのが「つくね」になりますね。

 

ちなみに「つくねる」の辞書的な意味は、ググるとこんな感じでした。

  1. 幾つかのものを一つに合わせる、まとめる、束ねる。
  2. 手でこねて形を作る。手でこねてまるくする。
    「どろを―・ねてだんごにする」

引用元:Google検索 Oxford Languagesの定義

つまり、鶏ひき肉などのメインの具材に、調味料と卵や片栗粉などのつなぎを加え、手でこねて丸めて成形を終えたら「つくね」になりますね。

つくね

一般的には、「つくね(丸めた肉)」を串や棒に刺して焼くことが多いと思いますが、調理方法によって「捏ね揚げ」や「捏ね煮」とも言われるようです。

「つみれ」とは

「つみれ」の語源は、「摘まみ(つまみ)入れる:摘み(つみ)入れる:抓み(つみ)入れる」という言葉が元になっています。

したがって具材を混ぜたものを、熱々のスープや鍋のだし汁に、直接、手やヘラ・スプーンで成形して入れて、茹であげます。

つみれの成形

具材を混ぜるのは「つくね」と一緒ですが、調理方法の最後が「つくね」とは違い、事前に成形せずに手や道具を使って調理するところですね。

つみれ

ちなみにこの食べ方は、江戸時代にはすでに作られていた食べ物(調理方法)だそうです。

 

つまり「つくね」と「つみれ」の違いは、具材の内容のことではなく、調理方法の違いですね。事前に成形するか・しないかが大きい。

それゆえに気をつけないといけないのが、一般的に「つみれ」だと魚のすり身がベースになっているものと思われがちですが、豚肉や鶏肉など魚じゃないつみれもあることです。

 

わかりやすいイメージは、飲食店で鍋を頼んだ時に、たまに出てくる「竹筒に入った具材をヘラなどで、少しずつ鍋に入れるアレ」です。

これは全部「つみれ」になりますね(笑)

「ハンバーグ」とは

「ハンバーグ」の語源は、「18世紀頃ドイツの港町ハンブルク(Hamburg)で労働者に人気のあったタルタルステーキだと言われている」ようです。

※タルタルステーキの「タルタル」は、いわゆるマヨネーズのタルタルソースと同じ意味で「タルタル人(tartars):モンゴル帝国の遊牧民」のことを指すそうです。

ちなみにタルタルステーキは、馬肉の生肉料理だったようなのでユッケっぽい(笑)

そして、この「タルタルステーキ」がアメリカに渡り、「ハンブルク風ステーキ(hamburg steak:ハンバーグステーキ)」となり、明治の文明開化の時代にほかの洋食と一緒に日本に伝わってきたようです。

 

また「つくね」と「つみれ」とは違い、牛ひき肉や牛豚の合挽肉などをメインに使い、玉ねぎや繋ぎのパン粉が入っているところですね。

子どもからすると、楕円形の焼いてるお肉は全部ハンバーグですが、「つくね」と「つみれ」とは起源も材料も違いますね。

業務スーパーの冷凍黒胡椒ソースハンバーグ

ただわかりやすく伝えるのであれば、、、

一般的には牛ひき肉や牛豚の合挽肉に玉ねぎやパン粉などのつなぎを混ぜて楕円形に成形し、焼いたものにブラウンソース(ドミグラスソース)をかけたもの!
って結構長い!!!

つくね、つみれ、ハンバーグ それぞれの違い のまとめ

「つくね」「つみれ」「ハンバーグ」をそれぞれ調べてみたのですが、改めて最初に表示したそれぞれの違いです。

  • つくね: 捏ねった(つくねった)具材を、手で成形して準備したもの
  • つみれ: 捏ねった(つくねった)具材を、手やスプーンなどで摘み入れた(抓み入れた:つみいれた)もの。
  • ハンバーグ: 作り方はつくねと似てるけど、そもそも海外から入ってきた料理。

「つくね」「つみれ」は調理方法の違いで、ハンバーグはそもそも海外から来た調理方法です。

 

これで、子どもたちに伝わるかなぁ〜。っていうか、それぞれ作って見せたほうが早そう。

参考にしたサイト

色々なサイトを参考にしたので、全てリンクを貼っておきます。

つみれとつくねの違い? | 食育大事典
食育大事典の「まめ知識」シリーズ「つみれとつくねの違い?」に関するページ。
つみれとつくねの違いを徹底解説!レシピもご紹介 | DELISH KITCHEN
焼き鳥や鍋料理など、さまざまな料理で活躍する「つみれ」と「つくね」。どちらも何となくはイメージできても、はっきりと違いを説明できるという人は少ないかもしれません。 今回は、混同しやすいつみれとつくねの違いについて解説します。また、見た目が似...
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つくね - Wikipedia
つみれ - Wikipedia
ハンバーグ - Wikipedia
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家庭の献立にもお弁当のおかずにも、大人から子供まで人気の高い料理、「つくね」「つみれ」「ハンバーグ」。肉や魚のミンチを使ったこの3つの料理、違いはいったい、なんだろう?ルーツや調理法から探っていこう。
「つくね」と「ハンバーグ」の違いを解説!意味/定義は?肉?
「つくね」と「ハンバーグ」、どちらもひき肉を成形して作る料理ですが、この二つには違いはあるのかな
http://nhha.lin.gr.jp/hh/history/hamberg.html

コメント

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