ボルシチに使われることで有名な真っ赤な根菜「ビーツ」ですが、自分で調理したことがなかったので、買って色々作ってみました。
真っ赤なので、酸っぱいんだろうなと思いこんでいたのですが、食べてみるとかなり甘いサクサク野菜でした!
それもそのはず、砂糖の原料になる「テンサイ(甜菜)」などの仲間なんだそうです! そして「食べる輸血」や「スーパーフード」、「奇跡の野菜」などとも言われるすごい野菜みたいです!
生のままサラダ、茹でてポテトサラダ、ミキサーにかけてスープにしてみたのですが、生のままサラダで食べるのが一番美味かった!
「ビーツ」を切ってみる
長野県産のビーツが100g当り48円で売っていて、大人の男性のこぶしより2周りぐらい大きいサイズで300gで144円でした。(珍しい野菜にしては安い気がする。)
袋から出してみると、丸っこい株のような感じで、ひっくり返してみると下の方から細長い根っこが伸びていました。
根っこの反対側には、少し赤い色が見えていて、ここから葉っぱが伸びていたような感じです。
泥付きのビーツだったので、とってもザラザラしていたのでとりあえず洗ってみると、全体的に赤紫色でした。
土がたくさんついていたので、皮は茶色なのかと思ったのですが違いました。
とりあえず、根っこの方を切ってみると、、、仲間で真っ赤っかで木の年輪のような断面になっています。
薄切りにしてみたら、皮の部分が結構厚みがあったので切り落としてみました。
包丁もまな板も、ビーツの赤い汁で染まりはじめました。
ビーツは「生」で食べれることを、調べて分かっていたので小さく切ってかじってみたら、想定外に甘くてサクサクで美味い!!
ビーツを使って料理してみる
普通に食べれることが分かったので、「生」のまま食べれるサラダと、火を入れてみたかったので、ビーツポテトサラダとビーツポタージュを作ってみました。
ビーツ入りシーザーサラダ
とりあえず味見をして残った部分を半分に切って、サラダ用に薄切りにしてみました。
ビーツがどのような感じかわかりやすいように、他の材料はシンプルにしてみました。
作り方
材料
- ビーツ:1/2個分(薄切り)
- ベーコン:3枚(5mm幅に切る)
- レタス:5,6枚(1cm幅に切る)
- シーザードレッシング:お好みで
- 粉チーズ:お好みで
細切りにしたベーコンと、
レタスを入れたら、シーザードレッシングと粉チーズを混ぜて、チョップドサラダ風にします。
混ぜてからちょっと落ち着かせると、ビーツの赤い色がシーザードレッシングと混ざってピンクのサラダになりました。
ビーツポテトサラダ
「生」で食べるビーツの他に、火を入れてみようと思ったので、さいの目に角切りにして茹でてみました。
茹でる前から水が赤くなっています。
火を入れて沸騰してくると、ジャムを作っているような感じになってきました。
ここから半分だけビーツを取り出して、ポテトサラダにします。残り半分はビーツポタージュにしました。
ビーツポテトサラダの作り方
材料
- ビーツ:1/2個分(角切りにして茹でる)
- ベーコン:3枚(5mm幅に切る)
- じゃがいも:2個(茹でやすい大きさに切る)
- ピクルス(コルニッション):3本(みじん切り)
- マヨネーズ:お好みで
- お酢:お好みで
- こしょう:お好みで
普通のポテトサラダと同じように、茹でたホクホクのじゃがいもと一緒に茹でたビーツ、ベーコンと混ぜます。
ゆで卵は使わずに、みじん切りのピクルスと調味料を入れたらよく混ぜます。
試しにサラダ用の生ビーツも入れてみたのですが、生も生で美味しかった!
ビーツポタージュ
ビーツポタージュの作り方
材料
- ビーツ:1/2個分(薄切り)
- コンソメキューブ:1個
- じゃがいも:1/2個(茹でたもの)
- 塩こしょう:お好みで
ポテトサラダを作った時にじゃがいもは茹でているので、ビーツを茹でた鍋のお湯をある程度捨てたら、じゃがいもを入れてハンドミキサーで粒がなくなるまで混ぜます。
コンソメキューブを入れたら再度火にかけて、塩コショウで味を整えたら完成。
牛乳を入れるとピンクのポタージュになってキレイな色になるようなのですが、今回はビーツを楽しめるようにシンプルにしました。
トマトスープのように見えるのですが、ビーツの甘みがあるのでどちらかと言うとコーンポタージュのような甘さがあって美味しいです!
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