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果物の女王といわれる「マンゴスチン」が生で輸入解禁になっていた!!

タイ産マンゴスチン 出典元:週刊 酒類 ・食品 News &解説 2023年(令和5年)10月6日(金曜日) 第3366号|日刊経済通信社 気になった
出典元:タイ産マンゴスチン 週刊 酒類 ・食品 News &解説 2023年(令和5年)10月6日(金曜日) 第3366号|日刊経済通信社
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前回、ずっと気になっていた「ロンガン(竜眼、龍眼、リュウガン)」をやっと食べれたのですが、

記事の最後に「生ライチと生ランブータンも探してみて、食べ比べしてみたいな。」と書いた時に、「マンゴスチン」のことを思い出しました!

むか〜し、マレーシアに旅行で行った時に、露天で売っていた柿のような見た目の「マンゴスチン」を食べてみたら、美味しくてびっくりしたものの、日本で「生のマンゴスチン」は売っていなかったんですよね。

それが、タイ産マンゴスチンの生果実の輸入に関して、一部改正が令和5年8月7日 付けで公布及び施行されたことに伴い、日本で「生のマンゴスチン」が食べれるようになったそうです。

食べたい♫

見つけた!

実は2003年4月に「マンゴスチン」の輸入が解禁されていた!

色々調べていたら、農林水産省の「植物防疫病害虫情報 第71号(2003年11月15日)」で、ミバエを完全に殺虫できる技術(蒸熱(VHT)消毒)を条件に輸入が解禁されていました。

マンゴスチンの栽培地域には、日本が輸入禁止対象害虫としているミカンコミバエ種群が分布していることから、植物検疫上の理由により当該地域からのマンゴスチン生果実の日本への輸入は禁止されていた。

しかしなが、タイ産マンゴスチン生果実については、当該ミバエを完全に殺虫できる技術(蒸熱消毒) が確立されたことから、公聴会等の輸入解禁手続を経て平成15年4月から輸入できるようになった。

引用元:植物防疫病害虫情報 第71号(2003年11月15日)|農林水産省

ただ、「蒸熱(VHT)消毒」というのが問題で「タイ産マンゴスチンの生果実に関する植物検疫実施細則」を見てみたら、これじゃ果物が低温調理状態になってる!という感じでした。

相対湿度50から80%の蒸気により、積み上げられた生果実の上部、中部及び下部の生果実の中心温度が一定の上昇率で摂氏43度まで上がり、引き続き飽和蒸気により当該中心温度が摂氏46度に達した後、その温度以上で58分間保持されたことを確認すること。

引用元:タイ産マンゴスチンの生果実に関する植物検疫実施細則 |農林水産省 植物防疫所

2023年(令和5年)8月に、「生のマンゴスチン」輸入解禁!

最近になって、ミカンコミバエ種群は果実に傷のないマンゴスチン生果実には寄生しないことが分かったそうで、2023年8月に「タイ産マンゴスチンの生果実に関する植物検疫実施細則」の一部改正が行われて、「傷のないものとして選果されたタイ産マンゴスチンの生果実」が輸入できるようになったそうです。

低温調理状態にならない「マンゴスチン」は、生果実だからこそのおいしさがあるうえに、蒸熱(VHT)消毒処理が不要な分、従来より安価になるそうです。

タイ産マンゴスチン出典元:週刊 酒類 ・食品 News &解説 2023年(令和5年)10月6日(金曜日) 第3366号|日刊経済通信社

出典元:タイ産マンゴスチン 週刊 酒類 ・食品 News &解説 2023年(令和5年)10月6日(金曜日) 第3366号|日刊経済通信社

さらにタイ政府は、順調にいけば「2年後に年間1000tに対日輸出量を拡大する」計画があるそうです。

果物の女王といわれる「マンゴスチン」が生で輸入解禁になっていた!! ので探して食べたい!

ロンガン → ライチ → ランブータン の流れから思い出した「マンゴスチン」でしたが、タイミングよく「生のマンゴスチン」を購入できるようになっているようなので、見つけたら子どもたちと食べてみようと思います。

どこの店で見つかるかな。。

 

ロピアで見つけた!!

参考にしたサイト

タイの生鮮マンゴスチン輸入解禁 対日輸出量、年間1000t拡大目指す - 日本食糧新聞・電子版
タイは、果物の女王といわれる同国産の生鮮マンゴスチンの日本への輸出が8月から解禁になったことを明らかにした。これまで蒸熱(VHT)処理をしたものは20年前から輸入が許可されていた。最近になって、ミカンコミバエ種群は果実
タイ産マンゴスチンの生果実に関する植物検疫実施細則について(タイ産マンゴスチン生果実の輸入に関し、輸入解禁条件の追加)【横植協会05-15号】 │ 横浜植物防疫協会

植物防疫病害虫情報 第71号(2003年11月15日)

週刊 酒類・食品 News &解説 2023年(令和5年)10月6日(金曜日) 第3366号|日刊経済通信社

 

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